2014年08月26日

ポストカード集「幕末NAGASAKI」

package_215x320.gifこの1年、MODALが一番力を入れていたプロジェクトがこの「新しい長崎みやげを作ろう」という企画でした。
長崎のおみやげ屋さんにいる修学旅行生がなんとなくテンション低めに見えたことからこの企画が生まれました。
知的好奇心と感性豊かな年代の彼らが長崎の歴史や文化に興味を持つきっかけになり、数年後、十数年後に再び長崎を訪れたくなるモノ。

知識はものの見方を広げます。
古びた洋館や小さな人工の島にしか見えなかったものがその歴史や背景を知ることにより、日本を大きく変えた場所へと認識が変わります。
私事で恐縮ですが、私の高校時代、修学旅行は奈良京都でした。
とても楽しかったのですが、寺ばかり見せられるのには正直辟易していました。
しかし後に映画や本などで詳しく知るにつれ、あの時寺や仏像を適当に見過ごしていたことを後悔し始めました。
そして再び訪れた奈良京都は全く新しい顔で私を迎えてくれました。
もちろん楽しかった修学旅行の記憶はそのままに。
こんな経験は皆さんにも少なからずあると思います。

そんな「きっかけ」となるおみやげとして、私達は情報量と伝達力をもつメディアである「絵葉書」に目をつけました。
ハガキを書く習慣がないSNS世代の人たちにも目を向けてもらうために、舞台を長崎が最もドラマチックだった時代「幕末」に選び、歴史上の人物を漫画キャラクター化、当時の長崎をイラストで表現するポストカード集「幕末NAGASAKI」出版のプロジェクトが立ち上がりました。
幸運なことに、漫画集団DEPαRTURE、グラフィックデザイナー集団brewという長崎を拠点に活動を続けている才能あふれる人たちの理解と協力を得ることができ、ついにこの企画が現実化したのです。

力作揃いの5枚組ポストカード集「幕末NAGASAKI」詳細はModalのウェブサイトで見ることができます。
とてもいいモノができたと自負してます。是非1度ご覧になってみてください。
posted by Modal_N at 22:44| Comment(0) | Modal Activities

2014年06月08日

THINK LOCAL NAGASAKI

先日長崎駅前のアミュプラザで思いがけず味のある観光パンフレットに出会いました。

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昭和のホテルに置いてあるような、ちょっと懐かしい感じの表紙デザインです。
紙や印刷も上質で、ちょっと高級感があります。











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表紙を開くと、手押しの観光スタンプが。なかなかこだわってますね。












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中のしおりの観光地図も大きくて読み応えあります。
紹介されているお店も、超メジャーな老舗から知る人ぞ知る名店までといったセレクションにセンスが光ります。









これ、ユナイテッド・アローズ グリーン・レーベル・リラクシングが発行してるフリーペーパーなんです。
そう、これで無料。太っ腹。

編集が、かつてマガジンハウスの"relax"を手がけていた方です。なるほど納得。
本当は長崎駅の窓口なんかに置いて、観光客に見てもらいたいですね。
もちろん地元の人でも十分役立つ内容ですが。

興味をもった皆さん、ぜひアミュのUA Green Labelでゲットしてみてください。
最近良く目にする"Think Global, Act Local"と違って、"Think Local"ってのが地に足の着いた感じでいいですね。
posted by Modal_N at 14:01| Comment(0) | その他

2014年05月30日

長崎山王神社の被爆クスノキ


長崎出身の福山雅治さんが新曲「クスノキ」の題材にし、にわかに注目を浴びている長崎市山王神社の「被爆クスノキ」をご存知でしょうか。

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山王神社というと、原爆で片方が吹き飛ばされてしまった片足鳥居が有名です。










更に階段を登った境内入口の両脇には樹齢5〜600年の2本のクスノキの巨木が門のようにそびえ立っています。

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1945年8月9日の原爆投下時、爆心地から約800mの距離にあるこのクスノキも爆風や熱線で幹をもがれ枝葉は吹き飛ばされ、すっかり焼け焦げてしまいました。

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80cmはありそうな石、これが原爆の爆風で飛ばされてクスノキの幹の中に入っていたそうです。








誰もがもう枯れてしまったと思いましたが約2年後に新芽を出し、奇跡的に復活したのです。
その生命力は復興に向かう被爆者を勇気づけ、今でも平和の象徴として親しまれています。

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長崎の人々の間でも、知る人ぞ知るといった感じの被爆クスノキですが、ここが長崎で最も有名な「音の名所」であることを知る人は更に少ないでしょう。
風を受けるとさざ波のように広がる、そよぐクスノキの葉音。
鳥や子供の遊ぶ声を優しく包み込む、ゆったりとしたさざめきは、まるでクスノキがその蘇った生命力で彼らを守っているようです。
私達のウェブサイトで実際にその音声ファイルが聴けます。
ここは、環境省の“残したい「日本の音風景百選」”にも長崎県から唯一選ばれています。
福山さんもこのサウンドスケープの中で音楽的なインスピレーションを得て曲を書いたのでしょう。
長崎にお住まいの方、長崎に行く予定のある方はぜひこの素晴らしいサウンドスケープを実際に楽しんでみてください。
ただし、隣接する保育園から音楽や歌、オルガンの伴奏などが聞こえてくるので、行くのなら休日がオススメです。

そんな被爆クスノキも、被爆による内部の空洞化に加え、枝葉が伸び過ぎたことによって倒壊する危険が出ています。現在、樹木医の治療を受けさせるため募金活動を行っています。
ぜひご協力を。
山王神社被爆くすの木募金活動についてのお願い
posted by Modal_N at 16:55| Comment(0) | Soundscape